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子育て

夏休みの誤算

夏休みが3日残っているから使うよう職場から言われたため、9月最後に休暇を取った。

息子は際限なく動き回るためとても長距離移動に耐えられないだろうと判断し、家族旅行は断念した。妻からは以前から単独での帰省を許されていたため、このたび断行した。その間、妻も息子を連れて自分の実家に向かった。不在中、息子は夜泣きが激しく大変だったため、私は予定変更し帰省を1泊2日で済まし、その後妻の実家へ合流した。お義母さんからは、私が来てくれて安心したと言っていただいた。

ところが。。。

翌日、妻は起きてこなかった。とても疲れているようだった。生理前とかによくある不調か、などとたかを括っていたが、どうやらものすごく不満があったらしい。

・家事しなくていいのが旅行の醍醐味なのに、実家ではお手伝いをしなければならない。

・ただ実家に帰るだけなのに、職場にお土産を買うのはとても空しい。

・実家近くのレストランでランチするのは、普通の休みでも同じことだ。

・夫だけが長距離移動していてずるい。

とのこと。

・・・そんなこと言われてもなぁ。

前から予想できたことじゃねーか。

子供が小さい時に旅行に行ってもどうせ記憶に残らないし大変なだけだ。

大切なのはどこに行くかではなく、家族一緒にいること。

などと正論を言っても、妻の怒りはおさまらない。こうなればもはや修正は無理である。私は解決を諦め、息子の昼寝に付き合いながら妻に散歩を促した。

数時間後、妻の機嫌はなぜかよくなっていた。コンサートの抽選に当たったらしい。(この話はまた別の機会に)

とにかくこのゴタゴタが終わってくれてよかった。私は安堵したと同時に教訓を得た。

休暇の計画を立てるときはあらかじめよく話し合い、安易に親を頼ったり近場で済まそうとしないことだと。

ABOUT ME
子育て整形外科医
40歳代、1児の父である整形外科医が子育てに奮闘する話です。日々の生活を中心に、時に仕事の話を加えながら回想録やこだわりなどにも踏み込みます。 整形外科専門医、産業医の資格を持っています。 ※このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。