その夜もいつものように息子を寝かしつけ、夜の静寂に浸っていたところであったが・・・
コン!コンコン!コンコンコンコン!
ゴホッ!!!
あー咳が出てるな、と思い息子の背中をさすりに行ったがなんと顔が真っ赤である。血まみれだ。
鼻血が出たら下を向いてキーゼルバッハ部位を押さえよう、というのはもはや一般常識かもしれないが、2歳児の場合、セオリー通りにいくわけがなかった。
鼻をつまむ→嫌がって暴れる
鼻にティッシュを詰め込む→嫌がって暴れる
下を向かせる→嫌がって暴れる
鼻の頭を冷やす→嫌がって暴れる
・・・何をやってもダメかと思い、闘っているうちにいつの間にやら鼻血はおさまっていた。
小さい子は鼻に指を入れることが少なくなく、よく引っ掻いてしまうらしいが、なかなか手強いことを知った。入浴時間が長くてのぼせてしまったことも原因かもしれない。
鼻血、恐るべし。(結局なんの解決もできていない)